夕べ、とても幸せなことがありました。
大好きな映画の特別上映会が催されたので 朝からそわそわ、雨の中を一人で見に行ってきたんですけど すごく楽しみにしていたその理由... ヤン・スピエラーク監督本人がじきじきに会場にいらっしゃったんです。 「コーリャ 愛のプラハ」 主演男優のズディニェク・スピエラーク氏はチェコの映画界の大ベテランですが 彼の脚本・主演で息子のヤン氏が監督したという 珍しい親子の共同作品。 この映画が作られてすでに10年がたっていますから 結構年配の方なのかと思ったら... とても若々しく素敵な方だったのでびっくり。 おだやかで知的な話しぶりにあふれるユーモア。 きっと会場にいた人はその場で彼の大ファンになったはず。 (もちろん私を筆頭に^^)。 「チェコの小さな映画なので...あまり期待せずにご覧ください..。」なんて アカデミー賞、ゴールデングローブ賞etc 数々の賞を総なめしている実力派とは思えない 謙虚なお言葉。胸をうたれてしまいました。 映画の後は会場からの質問に一つ一つ丁寧に答えてくだいました。 モスクワの幼稚園で見つけてきた男の子への演技指導の苦労話や 泣いてるシーンをどうやって撮影したか...etc、 貴重なメイキングのエピソードをたくさん聞くことができました。 実はDVDでしか見たことなかったんですけど いかにもプラハらしい古びた味のあるシアターで 初めて大画面で鑑賞することができました。 プラハに住んでる今だからこそ理解できる この国の乗り越えてきた苦悩の歴史、なじみのある風景、 じっくり味わえるシーンが映画全体にあふれていて ラストシーンではやっぱり涙がぽろぽろ。 Kolya役の男の子のかわいらしさ、いじらしさには 何度見ても胸をうたれてしまいます。 あまりに有名な作品ですからこれ以上のコメントは必要ないと思いますが もし、まだご覧になっていない方がいらっしゃれば...ぜひ♪ 帰り道は幸せな気持ちに満たされ まだ仕事中のNobuに興奮気味に電話してしまった。 俺も行きたかったー...としきりにうらやましがってました^^。 週末にまたDVDで見てみようね...。 Kolya...が私の中でさらに特別な意味を持つ映画になったのは いうまでもありません。。。
by tabirin2000
| 2006-12-08 04:37
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